
今回はカタボリックとアナボリックの関係から食事を見ていきたいと思います。
まずはカタボリックとアナボリックの意味なのですが、
カタボリックとは、筋肉の異化作用となります。
筋肉を分解してエネルギーを作り出します。
飢餓状態のときに起こります。
アナボリックとは、筋肉の同化作用になります。
身体に吸収されたアミノ酸やペプチドから筋肉が作られる作用であり、
炭水化物摂取した後インスリンの働きで筋肉の同化作用が強まります。
ではどういったポイントで食事を行いのかといいますと、
炭水化物
朝ごはん〉昼ごはん〉夕ご飯
タンパク質
朝ごはん=昼ごはん=夕ご飯
朝ごはん〈昼ごはん〈夕ご飯
となります。
これにはしっかりとした理由があります。
朝のポイント
夜ご飯を食べてから朝ご飯を食べるまで絶食状態にあります。
朝ごはんを抜いてしまうと身体は飢餓状態と感じカタボリック作用が働きます。
朝は炭水化物をしっかりと取ることでインスリンを出し筋肉同化作用を高めることが重要となります。
その後は学校や家事、仕事などで動くことも多いのでカロリーも消費されやすいです。
夕のポイント
晩御飯は朝とは逆に炭水化物は食べ過ぎないようにします。
就寝時は身体の動きも日中に比べて非常に少なくなり炭水化物が体内に多く残りインスリンの作用が増大し体脂肪が増えやすくなります。
しかしここで役立つのが食物繊維です。
野菜サラダなどの食物繊維豊富な野菜を食事で摂取することで、タンパク質や炭水化物と混じり合い、体内吸収を緩やかにします。
睡眠時は絶食状態となり食事を取れません、食物繊維の効果で栄養素の吸収が緩やかにタンパク質濃度を保ちます。
そのポイントを注意することで、理想の身体に一歩近づいてください。